2020.07.06
「画面構成がとても絵画的で美しい作品。
全体的にとてもきれいにまとまっている。
次回作にも期待したい」

天野喜孝(アーティスト)
『ファイナルファンタジー』シリーズのビジュアルコンセプトデザインを初め、映画監修、舞台衣装のプロデュースなど、芸術面で幅広い活躍を見せる。またその傍らで、ゲームや小説の挿絵などにも力を注ぎ海外での個展開催なども多く、その名を世界に知らしめている。
「この映画には非常に高い〈美意識〉が満ちている。
画面に流れる心地よい空気を感じながら、
気が付くと自分も滝夜叉丸の姿を探していた。」

雨宮慶太 (有限会社クラウド代表)
イラストレータ・デザイナ・監督・脚本など幅広い分野で独自の世界観を展開するマルチ作家。監督作に『ゼイラム』『タオの月』等。その活動は全てを把握するのが困難な程多岐に渡っている。
「光、特にあいまいな明るさの表現が美しい。
きっとテーマに通ずるものなのだろう。
〈限りなく映画に近づく映像〉を見た気がする」

竹宮惠子 (漫画家)
代表作に『地球へ・・・』『風と木の詩』等。2000年、京都精華大学に漫画家として日本で初めて大学の専任教員となる。
「おっさんだと、こうならない!ほんとの青春」 小島麻由美 (ミュージシャン) ジャズ、ブルース、昭和歌謡といった音楽をルーツとしながら、菊池成孔、ASA-CHANG等と独自のコラボレーションを果たしている。アルバムに『さよならセシル』『パブロの恋人』等
「まるで五月雨の中、
新緑の風景を見ているようなみずみずしい作品でした。」

D[di:] (作家・アーティスト)
作品毎に、様々な表現法を用いる独自のスタイルで、次々と作品を世に送り出すミクストアーティスト。小説、イラスト、絵画、音楽、ファッション等、多岐に渡り活動中。 
「ケーブルの絡まった室内、灰色の町並み、水と奇妙な生き物、雨。
そんなぽつぽつとしたイメージが、固いような柔らかいような
不思議な音で繋がれていました。」

安倍吉俊 (イラストレーター、漫画家)
『灰羽連盟』『TEXHNOLYZE』キャラクターデザイン、脚本等において様々な才能を見せる。
「映像のセンスが、とてもいい。
20年後に、すごい監督になってるかもしれない」

小栗左多里 (漫画家)
1995年 集英社月刊少女漫画誌「コーラス」にて、「空に真赤なモノレール」でデビュー。著書に『ダーリンは外国人』『まじょてん』等
「空気を感じる風景でつづられたこの作品は、
確実なカメラワークに支えられている」

石橋義正 (映像作家)
NYや巴里の現代美術館で話題を呼び、世界の現代アート界で活躍するクリエーター。監督作に『OH!マイキー』『狂わせたいの』等
「変わりもん達の変わりのない日常が変わりを迎える日…
その後彼等は変わったのだろうか。
それとも、もっと変わりもんになるのか。
などと考えてる俺は変わりもんなのだろうか…そんな映画」

おおひなたごう (漫画家)
TV番組美術のプロデュースや雑誌連載など多方面に活躍。現在TV Bros.にて『特殊能力アビル』連載中。
「パッチベイのコードを繋ぎ変える、
そんな少しの勇気を持つだけで
独りだった少女は他者の心に繋がって、
刹那的な安らぎの楽園を見つけだす。
その刹那の楽園は、
この「夢のほとり」という映画が在り続ける限り、
普遍に存在していくだろう」

小中千昭 (シナリオライター)
代表作に『くまちゃん』『ほんとにあった怖い話』怪奇幻想映画『稀人』(まれびと)を製作、同名の小説版執筆も行っている。
「電波が混線してギターアンプから
電話の声が聞こえてきたことがある。
聞いてはいけないものを聞いている時、
人は表情を固めながら誰かの夢のほとりに立ってしまう」

HARCO/青木慶則 (ミュージシャン。サウンド・クリエイター。)
ミニアルバム『Ethology』では初のセルフプロデュースを手掛ける。
「自宅でシンセサイザーをいじっていた音響派少女が
ふと気がついたら、『釣りキチ三平的』状況にいる不思議。
テクノもエレクトロニカも、みんな終わったその後の映画」

西島大介 (漫画家、映像作家)
著書に『凹村戦争』。